2月10日(火)の6時間目の未来デザインの時間、5~8年生でF’S FACTORY株式会社に見学学習に出かけました。

F’S FACTORY株式会社さんは、地元大熊町の企業で、震災後の2021年3月に設立。震災前に大熊町で創業し、いわきに拠点を構えていた金属加工会社の「アイシーエレクトロニクス」、富岡町の電気・計装メンテナンス会社の「東北エンタープライズ」、浪江町の縫製業の「キャニオンワークス」の3社が合同で立ち上げた会社です。

到着後、F’S FACTORYの皆さんがとても温かい笑顔で子どもたちを迎えてくださいました。

その後、会社の概要や起業の思いをF’S FACTORYの社長である、名嘉様からお話をしていただきました。


F’S FACTORYの名前には、「F」からいろいろな「F」をつくりたい、という思いが込められているそうです。
福島県双葉郡から、Fabric(布地/織物)やFacility(設備)、Faith(信頼/信念)、Future(未来)、Fortunate(幸せな)、Foremost(最高の)などなど、作り出す物だけでなく、様々な「F」を創りだし、地域の未来に貢献したいという特別な思いがF’S FACTORYにはあるということがとてもよく伝わってきました。

F’S FACTORYの金属加工部門でつくられた会社のロゴマークです。細かな部分も丁寧に綺麗に削られていて、子どもたちも「すごーい」と声を漏らしていました。

その後、全員で工場内を見学させていただきました。

縫製部門の見学では、原子力発電所の作業などでも使用されている、防護服をつくっているところを見学させていただきました。1度しか使われないものですが、一つ一つの作業を丁寧に、細かなところにまでこだわって作業されている姿がとても印象的でした。

次に金属加工部門を見学させていただきました。

溶着部門では、溶着で使われる「高周波ウェルダー」という特殊な機械を動かすところを実際に見せていただきました。高周波ウェルダーで溶着したものは、子どもたちがいくら引っ張っても取れません。とっても頑丈でした。

最後に、縫製部門では実際にミシンを体験させていただきました。
ミシンが得意な児童は、「学校のミシンとは違ってちょっと怖かった!」と現場で使われるミシンのすごさを実感しているようでした。 

最後に生徒が「仕事をしていて楽しさなどはありますか?」と質問しました。
「正直、最初は楽しくなかったです。工場でいろんなことができるようになってから、楽しいと思えるようになりました。やりがいを感じることができるようになってからは、楽しいです」と答えてもらい、働くことについて考えを深めました。