ゆめの森には本棚がたくさん！本の広場だけではなく、二階の廊下にも本棚がずらりと並んでいます。もちろん本棚だけではなく本もたくさんありますが、、、でも本棚にはまだまだ隙間が目立ちます。空っぽの本棚は、誰もいないアパートのようでなんだか少し寂しく感じます。
「そうだ！みんなのおすすめ本を集めて、一人一人のおすすめ本棚を作っちゃお！」学び舎ゆめの森伝統の「マイベスト本棚」をみんなで作ることになりました。
自分が好きな本、おすすめの本を選んで、自分の棚に飾ります。中にはお気に入りの置物や、ぬいぐるみを飾る児童やデザイナーもいます。
じっくり見て回ると、それぞれの好みが窺い知れて興味深いです。
「へぇー。あの子はこんなことに興味があったんだー。」
新しい発見もいっぱいです。皆様もゆめの森に遊びに来た際は、ぜひ「マイベスト本棚」をご覧になってくださいね。
さて、昨日は「水族館」と紹介した「本棚下の秘密基地」。今日もなにやら元気な声が聞こえてきます。「うんとこどっこいどっこいしょ！」
ははん。「大きなかぶ」をやっているな。そう思うとじっとしていられなくなり、早速覗きに行ってみます。
「それでは、これより1年生の大きなかぶの発表です。」
どうやら秘密基地は、今日は小劇場に早変わりしたようです。一年生自ら司会まで務め、見に来たお客様に説明しています。「それでは、お楽しみください。」
司会の言葉で物語が始まります。力一杯引っ張る場面では思わず声も大きくなります。堂々と上演を終えた1年生には3年生からのスタンディングオベーション。
一年生は真っ赤な顔をしてニコニコしています。
芝居小屋から、外に出てみましょう。
二人のおてんばさんが、強い日差しをものともせず遊具で遊んでいます。
１学期、ゆめの森には、ブランコも鉄棒もありませんでした。でも今は校庭に素敵な遊具が据え付けてあります。
本日の気温３５度を超え。私なんか、少し外に出ただけでげっそりうんざりですが、彼女達には気温など関係のないようです。帽子一つで外に飛び出して行きます。それだけゆめの森の校庭には彼女達を誘引する「魔力」が潜んでいるのかもしれません。ただ彼女達には紫外線も跳ね返す元気がありますが、付き合うデザイナーにとっては、日差しは天敵。降り注ぐ日光に戦々恐々です。
このコントラストに思わず笑みがこぼれます。
２・３年生の活動です。
図形について学びます。角がたくさんある形、角のない形、長い形、とんがった形。当然ですが世界は図形で溢れています。何気なく見ていた風景から今日は「図形」を意識し探し出す旅に出発です。
タブレットを片手に思い思いに発見した図形を写真に収めて行きます。
旅の途中で、学校のソファに目が留まります。
「ねえ、これとこれを合体させたら、新しい形ができるんじゃね？」
児童の発案でソファ大移動の始まりです。重いソファもなんのその。新しい図形作りのためには、汗をかきかき協力してソファを動かします。
「やったー！大きな丸ができた！」
「ねー、あたし達が作ったこの形、なんていう名前なの？」
「六角形っていうんだよ。」
「ふーん。あたし達、大きい六角形作ったもんね！」
先生に図形の名前を聞き、得意げに話す児童。彼女の辞書に「六角形」という言葉が確かに刻まれた瞬間でした。
5年生の様子です。
勉強に疲れたら、お気に入りの椅子で一休み。
それぞれ個性的で、マイペースな5年生。休憩の仕方もそれぞれです。
でも、仲良しだから、なんとなくいつも近くに集まっちゃうんだよね。
テンションも、好みもみんな違うのに、なんだか一緒にくっついちゃう。何かに引きずられるわけでもなく、気がついたら近くにいる。
なんだか理想的な関係だなーと、つい自分と照らし合わせて考えてしまう筆者なのでした。
ゆめの森の人気者。
彼こそMr.マイペース。彼と一緒に過ごしていると、いつの間にか彼のペースに引き込まれてしまいます。のんびり過ごすことの多い彼ですが、やる時はやる男でもあります。ゆめの森メンバー全員の牛乳の配膳を託された彼は、給食準備時は大忙し。それでも毎日みんなのために職責を果たす彼は、ゆめの森のヒーローの一人に違いありません。いつもありがとう。
みんな個性はバラバラだけど、一緒に過ごして心地いい。そんなゆめの森の1日が今日も暮れて行きます。
