【日々の記録】僕たちの学び舎

学び舎ゆめの森は、企みがいっぱい。今日も広い校舎の各所でいろいろな計画が進行しています。目も回る忙しさと思いきや、結構タフに児童生徒は毎日を楽しんでいるようです。さあ、校舎の中を回ってみましょう。

ワクワク創作工房前テラスで、１年生が一生懸命なにやら作っています。なんだろうと思って覗いてみると、すかさず、
「見ちゃダメ！」「ダメだよ。秘密だよ！」
彼らの厳しい叱責が飛んできます。仕方なく遠目から眺めていると、カラフルなテープを貼ったり、綺麗な色紙を使ったり…、なかなか手がこんでいます。どうやらプレゼントのようです。我慢強く眺めていると、心優しい1年生がこっそり耳打ちしてくれました。
「あのね。アサガオの種、包んでんの。」「子ども園さんにプレゼントするんだよ。」
１年生は、夏休みまで丹精込めてアサガオを育ててきました。アサガオの開花の様子などは、以前このNoteにも書いた通りです。花の盛りもすぎ、見事にタネを実らせました。さて、このアサガオの種をどうしたものか。みんなで話し合った結果、子ども園の皆さんにプレゼントすることになったそうです。
ゆめの森にアサガオの連鎖が続いていくでしょう。

ふむふむ研究所サイエンスラボでは、５年生が活動中です。先日の大熊町のお祭りで児童がメダカをもらってきました。でも、お家で飼うのは難しいと、学校に持ってきました。以前から飼っている先住メダカと今日はお見合いです。せっかく仲間が増えるのだったらと、メダカの水槽を大掃除することとなりました。
新しい水を用意して、水槽に光を当ててと、途中までテンポよく作業は進んでおりましたが、おや、自由に泳ぐメダカに刺激されたのか、柱にしがみついたり、実験器具で遊んだり。水槽内のメダカとおんなじです。思わず童謡「メダカの学校」を口ずさんでしまう私なのでした。

続いて３年生の活動です。あれれ、また図工？
自慢げに「図工じゃないよ。科学するんだよ。」
どうやら、見えない風を捕まえる授業のようです。もっとわかりやすく説明すると、風を動力に変えて自走する車を製作するとのこと。デザイナーから１週間前に課題をもらい、家族と相談してアイデアを練ってきました。
「軽くて、風を受ける帆が大きければ早く走るはず。」
その計画のもと、車の土台をギリギリまで軽くしてみます。薄いボール紙に大きい帆を付けてみると・・。車は重さに耐えられず潰れてしまいました。