願い事を叶えるために…
どこよりも目立つ七夕飾りを目指してがんばってます…

今日の製作遊びは名前がわかりません! どなたか教えてください?
絵の具を溶いたシャボン液を、ブクブクと吹いて泡立て…
カップから噴出した泡を和紙でおさえてを繰り返してできたのが… 上!!

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色シャボン液ブクブク柄付け!!
なんか違う…

ストローを口にすれば吸うのが普通ですが…
吹くというのはおもしろいっ!
例えば、ファミレスで配られたお水でやったらきっとたしなめられるもの…

でも、ただ「ダメ!」なのではなく…
遊びを通してこういう経験を積み重ねることで…
「お行儀」が、より身に付くと思うのは私だけでしょうか…?

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まっすぐ張り合わせるだけでなく、ちょっとずつずらしながら弧を描いていく…
うまいもんです!


今日は、富岡町から移動図書館がやってきました!

そう、富岡町のにこにここども園で開かれていた…
あのまるでおフランスのような本のマルシェです…
大熊町でも毎月開催されることになりました!

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「これにしよっ!」

子どもたちの「選書」する姿に感心します…
何でもいいわけではなく…
自分で絵本を開いてみて「これっ!」と決断するのです…
絵本のおもしろさを知っているからこそできることだと思います!
より、読み聞かせの時間を大切にしていきたいと思いました…

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か~え~る~の~う~た~がぁ~♪
最後はデザイナーといっしょに…
「グワァッ グワッ グワッ」 よくできました!

 以前、あるご家庭からのおたよりに、こども園で踊っている「はんぶんこ」のおかげで、何でもはんぶんこにしてくれます!とあった…

この「はんぶんこ」について、再度ふれてみたいと思う。
約12年前東日本大震災で被災し、大熊町は会津若松市へ全町避難となった。その過酷な避難所での生活や閉鎖的な環境の中、大人たちの不安が伝播し、気付けばうまく笑えない子どもたちの姿があった。会津若松市で幼稚園や学校が再開することとなり、またお友だちに会える!この上ない喜びであるはずなのに、子どもたちの笑顔はぎこちなかった。合同入園入学式では、子どもたちを励まそうと、ET-KINGという音楽グループがサプライズでライブをやってくれた。ノリの良いアップテンポな歌が流れてもなお、子どもらしい反応はなかったのだ。その姿を見取ったリーダーの「いときん」は、「今みんなにとって音楽は必要のないものかもしれんっ!でも、俺たちには無駄ものには思えんのです!」そう言って、全力でライブを続け、その魂のこもった歌声に心を揺さぶられた子どもたちは、次第に表情が和らいでいったのだった。
 幼稚園が再開し、大野幼稚園と熊町幼稚園が一緒になって再開するにあたり、当然両園の園歌はあるものの、心を一つにこの状況を乗り越えていきたいと願い、私は、すがる思いで避難先の旅館から、どこに送っていいかも分からず、CDに書いてあるレコード会社宛てに届くはずのない手紙をしたためたのだった。魂を揺さぶる歌声に、冷え切った心に灯がともるような感覚を覚えたのは子どもたちだけではなかったことの謝意を伝えると共に、家庭の事情で避難先を移動しなければならず、お別れしてしまう子どもたちもみんなで歌い、どこにいても繋がれる歌を子どもたちへ届けてほしいと厚かましくもお願いしたのだった。しばらくして、ある日園の電話が鳴った。ET-KINGのマネージャーからだった。「手紙がET-KINGのもとに届きました。メンバーがその思いに応えたいと言っています。曲ができたら直接お届けに伺います。」という内容だった。こうして誕生したのが「はんぶんこ」であり、大熊町の子どもたちへの愛の詰まったET-KINGの心意気そのものなのだ。こうして今では、全国各地の園で歌い親しまれているのです。
私は、この「はんぶんこ」に込められた思いから、初めての我が子への贈り物である「名前」を付けた。でも、その報告を喜んでくれたいときんはもうこの世にはいない。でも、今でも変わらず空の上から大熊町の子どもたちを見守ってくれていると思うのです。
認定こども園と形は変わっても大事にしていきたい歌であることに変わりはありません。