第1回避難訓練を実施しました。大きな地震が発生し、サイエンスラボから出火したという想定で始まりました。子供たちは落ち着いて机の下に潜り、校内放送に耳を傾けていました。



「校庭に避難してください」の放送が流れ、落ち着いて避難しました。2分47秒で避難が完了し、昨年とほぼ同じ時間でした。

南郷GMより
「みんなのことが大事です。命を守りたい。大人は子供を守るために校内を駆け回ります。逃げ遅れた人がいないか確認して、避難を確認しないと先生も親も逃げられません。震災の時は子供が避難しているのに、探しに戻った親が亡くなったということもありました。自分の大切な人を守るために、まずは自分が避難する。そうすると家族の命を守ることができます」


富岡消防署の消防士の方から「お・か・し・も・ち」について学びました。
「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかよらない」

「喋ると指示が聞こえません。忘れ物をして戻ったら、出口が開かなくなっているかもしれません。火事が起きると煙が出ます。煙を吸うと体調が悪くなって動けなくなることもあります」


「地震が起きたときに冷静な判断ができない場合があります。大人がいなくても自分の命は自分で守ることが大切。ダンゴムシのポーズは地震が起きて机の下に潜れない場合、自分の頭を抱えて守るポーズです。サルのポーズは机の下に潜ったら、机が動かないように机の足を手でつかんで動かないようにするポーズです。頭を守ります」


頭を守ることの大切さを教えて頂きました。棚が倒れないなど、地震対策や環境作りも大切です。後半は移動して消化器の使い方の説明を聞きました。先生が実践するところを見学し、各学年で振り返りを行なって終了しました。
〜振り返り〜
・静かにして話を聞くことは大切だと思いました。
・話さないで素早く行動することが大切だと分かりました。
・南郷先生の話を聞いて、逃げることは大事だと思いました。
・逃げる時に素早く行動できて良かったです。「おかしもち」は説得力があって分かりやすいです。覚えていたらどうすればいいか分かる。人数が多くなっても避難完了までの時間が変わらないのは良かったと思います。
・重い消化器を持ちながら、火を消す大人はかっこいいと思いました。
・消化器を使っている姿を見たことがありませんでした。今日見ることができて、とても良い機会でした。
・消化器の練習を大人だけしかやらないのはどうかと思ったけど、学校は先生がいない状況で子供だけでいることはないのが現実。先生が練習したほうがいいと思いました。使い方の説明が分かりやすかったです。ピン、ホース、レバーは覚えました。消化器の場所は覚えたほうがいいです。
・火の根元に向けて放水すると聞きました。火を消すためにホースの向きも意識することが大切だと分かりました。