本日の2・3校時はネイチャーラボの時間。野菜班はキウイの収穫へ、動物班は校内でGMの元へお話に、花班は川内村へと向かいました。
花班の目的地は、川内村にあるお花屋さん「fuku farming flowers」さんです。
花班のみんなで何をやりたいか色々と話し合いを重ねてきたものの、花についてはまだまだ知らないことばかりです。代表の福塚さんに聞きたい質問を携え、お店を訪問しました。

お店の外にはたくさんのお花が並んでいました!
花の蜜を吸いに来る蜂やちょうちょの姿もたくさん。並んでいる花を見ながら「これからの季節に育てられる花はありますか?」と質問すると、「パンジーとビオラがおすすめです」と教えて頂きました。


美しい紅葉を眺めながらさらに上の方へ登ると、とても素敵なガーデンが広がっていました。自然に住むみんなは冬に向かう準備をしているため、お花の姿は少し。福塚さんからガーデンでは夏になるとたくさんの花が咲くと聞き、みんなはその姿を想像しながら目を輝かせていました。
また、子ども達が目を輝かせていたのは大きなブランコです。乗れる身長の子ども達は大興奮の様子でブランコを漕いでいました。


お店の外の見学を終えて、いよいよお店の中へお邪魔します。

お店の中は素敵なお花や植物でいっぱい!普段目にすることの少ない花も並び、子ども達はさらに目をきらきらさせていました。じっくり店内を見学させて頂きたかったのですが、時間が限られているためすぐに考えてきた質問をたくさんさせて頂きました。
「人気の花はなんですか?」
「家族にプレゼントするならどんな花がいいですか?」
「お花の種類は何種類くらいありますか?」
「どんなことが大変ですか?」
「どうやってお花を綺麗にたもっているんですか?」
福塚さんは一つ一つの質問に丁寧に答えて下さりました。特にお花屋さんになることを夢見ている3年生の児童は熱心に質問を記録していました。

やっと活動が本格的に始まった花班ですが、今から花を育てるには冬という季節はどうしても難しいということが分かりました。ですが、球根から育て始めるお花であれば、初心者でも育てやすく春に綺麗な花が咲くことを教えて頂きました。
何を育てればいいか少し難航していた花班のみんなも、なるほどと頷きながらこれからの活動の見通しを立てていました。

そして最後、生花をドライフラワーに加工するチャレンジをしているみんなから「ドライフラワーにしやすい花」で花束をお願いすることに。
福塚さんはどんな花がドライフラワーに向いているかをみんなが試せるようにと色々な花を美しく束ね、素敵な花束を作って下さいました。

花屋さんになりたい児童は、花束を作っている福塚さんの様子をずっと撮影。
子どもだけでなくデザイナーもどんどん素敵な花束が作り上げられていく様子を見て歓声を上げました。


できあがった素敵な花束は大切に大切学校へと持ち帰りました。
職員室前のカウンターに飾られた花束を見て、通りかかるみんなの顔が綻ぶ様子は見ていてとても嬉しかったです。
今回福塚さんのお話の中で出てきた「生花のパワー」という言葉がとても印象的でした。今までドライフラワーを中心に活動していた花班ですが、今日は瑞々しい新鮮な生花に触れて、花が持つ力を強く感じていたように思います。
大変お忙しい中温かく子ども達を迎え入れて下さった福塚さん、今日は本当にありがとうございました。帰りのバスでも「弟子入りしたいなあ」と話していた児童たちです。きれいな花を咲かせて良いご報告ができるよう、みんなでがんばります!
