12月第二週。本日金曜日の帰りの会では子供達も疲れた表情を見せていました。雨模様の日もありましたが、気持ちの良い晴れの日も多かった今週。元気いっぱいに学んで遊んだ分、疲れもひとしおのことと思います。そんな一週間の中から木曜日の様子を中心にお伝えいたします。
12月7日、トヨタカローラいわき様より車椅子2台の贈呈をいただきました。ゆめの森には一台車椅子がありますが、生徒昇降口・こども園入り口・教職員エントランス・メインエントランスetc…と入り口がたくさんあるため、さらなる台数が必要でした。

児童生徒を代表して6年男子、9年女子生徒が車椅子を受け取りました。代表生徒は「怪我などをして使うような時がないのが一番ですが、もしもの時に備えて大切にします。ありがとうございます!」とお礼の言葉を述べました。

受け取りの後、子ども達が変わるがわる車椅子を体験しました。随分と気に入った様子で、その後も校章型の本棚の周りをぐるぐると周るなどしていました。
「もしもの時に備えたものだから、遊びで乗ってはいけないよ。」と伝えるべきかと逡巡しましたが、子ども達の表情からふざけた様子は感じられず、車椅子という乗り物に純粋に親しもうとしていることが分かり、そのまま見守るに徹しました。
「もしも」の時や車椅子の方のお手伝いをする時に備え、自分が実際に乗って感覚を知っておくこと、操作方法を知っておくことも大切ですね。
トヨタカローラいわきの皆様、この度は誠にありがとうございました!


〔それぞれの昼休み〕
鬼ごっこはいつでも子ども達の遊びの中心です。晴れ空の下で元気に走り回る姿が見られました。また、ゆめの森でプチ流行しているのがあやとり。鬼ごっこに興じながらも、時間があれば片手に持ったあやとりで遊ぶ児童の姿が見られました。


みんなが鬼ごっこをしている横では、せっせと砂を集める児童の姿が。一緒に遊ばないのかな?と近づいてみると、デザイナーと一緒に砂を集めていました。
この砂は、木曜日に生まれたうずらが砂浴びをするためのものでした。自然に囲まれたゆめの森ですが、芝生に覆われた箇所が多くうずらの砂浴びに向くサラサラの砂を見かけることは少ないです。ですが、児童が校庭の一角にサラサラの砂が溜まっているのを見つけ、ほうきとちりとりを使って丁寧に集めてくれたことで問題は解決。
昼休みという大きな自由時間でも「うずらのために」と仕事に取り組む姿はとても素敵でした。

〔2年生 算数〕
国語の時間、2年生児童の筆箱から四角く折られた折り紙が出てきました。これはなに?と尋ねると、「直角を測るやつ!」との答えが返ってきました。
2年生は現在算数で「直角」の学習をしています。直角とは何かを知った後は、実際に校舎の中で直角探し。見つけたのは図書の分類表示の木板です。満足げな二人ですが、デザイナーから「これってほんとに直角?」との問いかけが投げられました。
どうすれば直角かどうか分かるんだろう、考えた2年生達は身近な折り紙を使って直角を測ることにしました。木板の角に当ててみると、微妙に重なりません。デザイナーの言った通り、この木板は正四角形ではなく台形だったようです!絶妙な形の台形、ぜひゆめの森に足を運ばれた際にご覧いただきたいです。
常に筆箱の中に直角測定器を入れている2年生。ゆめの森の図形マスターになる日も近いです。

