後期課程の生徒たちは大熊町子ども議会のために町の課題について考え、役場での議会見学や事前調査を経て、本番の日を迎えました。議場でのマナーや作法を確認し、代表生徒5名が議会に質問をしました。傍聴席の保護者やデザイナーに見守られながら、生徒たちは議員として立派に役目を果たしました。

デマンドタクシーや循環バスの運行について、お店の誘致について、道の駅の鉄道車両展示について、学校の増設についての質問を中学生ならではの視点で行いました。大熊町に住んでいるからこそ感じることや、町の復興について改めて考える機会になりました。

~感想~
・初めての議会でした。作法も分からず心配だったけど、本番で学習の成果を発揮できたので良かったです。
・議会を通して、自分が今まで調べてきたことの探究の幅や視野が広がりました。

議員の方から講評もいただき、子ども議会の1日が終わりました。
「素晴らしい礼儀作法でした。家族や友達、周りの人が幸せになるために質問をしました。これからも自分や家族、周りの人を幸せにするために学び続けてほしい」
「失敗してもいいと言ったけど、本番ではしっかり声が出ていました。ゆめの森の生徒は本番に強いと改めて思いました。今回の経験を自分の将来のことなど、いろいろなことに生かしてほしい。これからも町政や町のことに興味をもって取り組んでください」

本番当日だけではなく、事前調査を含めて多くの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。