1〜4年生は芋煮会開会式で「大野小、熊町小、ゆめの森のうた」を披露するために、朝の時間や音楽の授業で練習を重ねてきました。ゆめの森には大野小、熊町小出身の先生方が勤務しています。その先生方から校歌への思いや、思い出を聞きました。

こども園、義務教育学校に勤務する大熊町出身の先生のお話
「私は熊町小学校を卒業しました。同級生は62人。大野小学校も62人いました。私より上の代は、もっと人がいました。この学校の校歌を歌っている子供は、もういません。熊町小学校と大野小学校も震災で、多くの人が避難して離れて生活していました。この小学校の校歌を久しぶりに聞いたとき、すごく懐かしくなりました。CDではなく、子供の声で聞く。大熊町に住んで大熊町で働いているけど、帰ってきたと感じました。校歌を聞くと懐かしいという気持ちになりました。地域の人の中にも「まだ大熊に帰ってきてない」と思っている人もいます。校歌を歌って、地域の人へみんなの声を届けてほしい」

「大野小学校にいた頃に鼓笛隊で演奏しました。アコーディオンをやりました」
「行事の度に歌ったので、いつでも歌えます」
「“ろろん”から始まる校歌はなかなかないので、まずは何だろうと思っていました。“ろろん”は波の音や魚の泳ぐ音、海に関する音だと思います」
「陸上大会の時に“ろろん”の学校だと、他の学校から言われてました」

当日は卒業生から繋いだ思いを歌で精一杯表現しました。地域の方や保護者の方から大きな拍手を頂くことができ、子供たちも笑顔いっぱいになりました。

開会式の後は5〜9年生がおもてなしの気持ちを込めて配膳を担当しました。外の大鍋は地域ボランティアの方が調理してくださいました。

外のベンチやランチルームで「いただきます!」

大熊町の新米を使った塩おにぎりも、豚汁もとても美味しかったです。

芋煮会閉会式GMのお話
 地域の方、みんなで作ってみんなで食べたから美味しかったと思います。地域の皆さんと一緒になって教育活動を行っていきたいと考えています。今日は本当に美味しい芋煮、ありがとうございました。

〜感想〜
・交流できたし美味しかったです。
・ごぼうを切って、混ぜて地域の人と食べることができて美味しかったです。
・豚汁もおにぎり、美味しかったです。友達と一緒に作るのが美味しかったです。
・朝から一生懸命、野菜を切りました。大変だったけど美味しかったから良かったです。
・子供たちとお昼を食べるのはなかなかない機会。先生方や地域の人と美味しい豚汁を食べることができて嬉しかったです。
・お米は社会福祉協議会を通して農業委員会から頂いた大熊町の新米。とても美味しかったですね。

地域の方々、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。