2月も終わりに近づき、明るくなる時間も早くなったように感じます。短い3学期も残すところ約1ヶ月。9年生が卒業するまで、残り約3週間となりました。気温差が激しく、寒い日もあれば「暖かい」と感じる日もあり、春の訪れを実感しています。

3.11追悼集会に向けて、各学年で道徳の授業を行いました。それぞれの学年で震災に関する教材を読みました。今の中学1年生は2011年生まれです。ほとんどの子供たちが震災を経験したことがありません。「家の人から話を聞いたことがある」「学校で教えてもらった」という声がほとんどです。

震災に関する教材は人々の温かい支援や優しさに触れ、復興に向かう人間の力を感じられる教材ばかりです。それらの教材で学んだあと、本の広場に集まって“3.11の集い”に向けて鶴を折りました。

折り紙が得意な子もいれば、苦手な子もいます。周りの人に教えてもらいながら、鶴を折りました。「ツライことがたくさんあったね」「助けてくれてありがとう」そんな気持ちが込められた折り鶴です。

折り鶴に思いを込めて完成させました。

~道徳のワークシートから~

・トラブルが起きたときに焦った行動をするのかと思ったら、みんな冷静に行動していてすごいと思いました。

・改めて東日本大震災は、絶対に忘れてはいけない出来事だと思いました。自分も少しでも他の人の役に立ちたいと思いました。

・誰にでも優しくできる人間になりたいと思いました。

・日本人の良さはマナー。どんな時でも落ち着いて行動したいと思いました。

・事故が注目されているけど、裏にある人々の優しさを忘れずにいたいです。