〔5/10の様子〕
1・2年生は生活科で野菜や花を育てる学習をしています。

昨日に続く晴天の今日は、プランターに土を入れじゃがいもを育てる準備をしました。袋に入った土はとても重く、みんなで持って運びました。


太陽の眩しさから守るようにやさしく土をかぶせ、みんなで水をあげました。2年生は他にもさまざまな植物を育てる予定です。収穫の日が待ち遠しいです。

〔教員研修の様子〕
放課後は9年生の二人を交えて教員研修を行いました。
子どもたちが大人になる数十年後は、現在の社会とは全く異なる社会になっている可能性が高いとされています。
今日の研修では、人口減少・AI・企業の在り方・現代の子どもが抱える問題、の4つのテーマについて考えを深めました。

今日参考にした資料の中には、日本の労働人口のうち約49%がAIやロボットによって代替可能であるという報告がありました(2015年 野村総合研究所報告)。9年生の生徒もAIが人間の仕事を担うようになることを聞いたことがあるようで、「AIは怖い印象だ」と話していました。
一方で、「AIの何が怖いのか?」という問いに対しては生徒も教員も答えることが難しく、AIという言葉の認知度の高さに対し、その理解度はかなり低いのかもしれないと考えました。


子どもたちが大人として生きる数十年後を見据えると、卒業時までにどんな力を身につけることが必要か?を考えました。多くの班が「どのような環境にあっても幸せを目指して行動できること」「自分と他者を大切にすること」、そして「自己肯定感を高めること」の大切さを中心に据えていたようです。子ども目線での意見も出たことで、より有意義な話し合いになりました。
しかし、話し合いで出た姿や能力の具現に向けて、実際に具体的な方法を考え実践していくのが私たち教員であり、そこがまさに正念場になります。貴重な時間を割いて研修に参加してくれた9年生のためにも、夢で終わらない具体策を考え、実践していきます。