転入生・新入生・新入園児を迎え、新学期が始まりました。今年度はさらに人数が増え、義務教育学校は54人でのスタートになりました。

朝早くから音楽の先生と練習しました


児童クラブの先生方や未来デザインをサポートするOriaiの方も見守っている中、10時から式が始まりました。

皆さん一人一人には、色々なことができる力があります。限りない力があります。知りたいこと、やってみたいこと、大好きなことを見つけて、たくさん遊んで、たくさん学んで、たくさんの友達をつくって、一緒にゆめを膨らませていきましょう。
学校の学びは何のためにあるのでしょう。学校の授業は教科書で学びます。教科書にはいろいろなことが書いてあります。楽しみながらたくさん学んでほしいと思いますが、ひとつ、学ぶときに大切にしてほしいことがあります。実は、教科書は常に書き換えられています。例えば、中学校社会の教科書。新しい発見があって書き換えられたのです。後ろのページには、ここ大熊で起こった、大きな地震や原子力発電所の事故のことが書き加えられています。そして、ゆめの森でも取り組んでいる「ふるさと創造学」で、双葉郡の子どもたちが、地域の未来を創る挑戦をしていることも書き加えられています。教科書に書いてあることは、これまでに分かったことです。これまでに起きたことです。まだ分かっていないこと、これから起こることは書いてありません。
教科書を学ぶのは、宝物を探すトンネル掘のようなものです。教科書にはこれまでに見つかった宝物がたくさん書いてあります。でもトンネルのもっと先に思いもよらない宝物が埋まっているかもしれません。教科書から学ぶことで、さらに先の発見や、未来の想像にたどりつけるのです。
学び舎ゆめの森では今年度「遊びの個性化、学習の個性化、探究の個性化の追求」にこだわって園と学校を運営して参ります。ひとりひとりの個性的な疑問や驚きの芽を育み、その子ならではの思いや得意を伸ばす支えとなれるよう、教職員一同尽力して参ります。(一部抜粋)




みなさんとお会いできることを、ぼくたちは心から楽しみにしていました。ゆめの森は「「わたし」を大事にし、「あなた」を大事にし、みんなで未来を紡ぎ出す」学校です。そんなゆめの森には、楽しい場所がたくさんあります。
ゆめの森は、仲間と助け合う場所です。地域の方々との交流も多く、一人では難しいことでも、仲間と力を合わせれば乗り越えられます。不安なこともあるかもしれませんが、みなさんの周りには、いつも応援してくれる仲間がいます。これからたくさんの思い出を一緒に作っていきましょう!今日から、新しい「ゆめの森」がスタートします!さらにパワーアップしたゆめの森で、さまざまな活動をみんなで楽しめることを、本当に楽しみにしています。(一部抜粋)
ゆめを見つける ゆめを分ち合う ゆめを育てる
自分の「好き」を見つけて、時間をかけてじっくりと向き合える。学校には家族のような仲間がいる、先生がいる。失敗を責めることなく互いを認め合い、小さな成功の喜びを分かち合える。そんな幸せな子ども時代を過ごしてもらいたい。
遊びの中から多くを学び、学びの中にも遊び心を忘れず、自分らしい未来を切り拓く力。
学び舎ゆめの森は、公教育の可能性を信じて子どもたち一人ひとりが輝ける。夢の学校づくりにチャレンジします。
私たちデザイナーは、子どもたちの年齢や資質能力で画一化したり標準化したりしない「ごちゃまぜラーニング」の環境をつくり、何かを教えすぎたり与えすぎたりせず、個が「主体的に自らの学びをマネジメント」し、それぞれが教え合い・学び合い・共生する「インクルーシブな学びのコミュニティ」を形成し、かけがえのない一人ひとりの子どもたちが「好奇心を発揮し、熱中し没頭していく」学びと遊びが加速していく環境をデザインしています。
今年度もゆめの森で学んで遊びましょう!